今年、モスクワでは日焼けと水泳のスポット10ヶ所が、正式にオープンした。=ロシア通信
遊泳スポット
モスクワには海岸がなく、夏を感じられる水域も多くはない。だが実際には、それほど夏に不向きというわけでもない。今年は日焼けと水泳のスポット10ヶ所が、正式にオープンした。
中でも行きたくなる場所がヒムキ貯水池の「ビーチ・クラブ」。普段の悩みごとを忘れ、リラックスできるだろう。ここには海のリゾートのすべてがそろっている。外部から区切られた水域、白い砂浜、デッキチェア、ヨットクラブ、おしゃれなイタリア料理をふるまうレストラン、DJとBGMつきのバー、そしてボート、カタマラン船、水上スキー、ウィンドサーフィンなどのさまざまな水上スポーツ。児童用の遊び場や遊泳ゾーンもある。ただしここは安値とはいかず、平均利用価格は7000~1万ルーブル(約2万1000~3万円)だ。
所在地: 地下鉄Vodnyi Stadion駅、39 Leningradskoe Shosse
営業時間: 毎日10:00~23:00
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他のスポット
遊泳はモスクワの他の場所でも許可されているが、デッキチェアーの不足、隣り合わせになる人の当たり外れ、人の多さなどの問題がある。
遊泳が許可されているのは、ベロエ湖、「セレブリャヌイ森林2」、「セレブリャヌイ森林3」、ボリショイ・ゴロツォイ・プルド、ゼレノグラード区のチョルノエ湖、「レヴォベレジヌイ」ビーチ、「メシチェルスコエ」休暇ゾーン。
各ビーチの所在地(場所の地図、ロシア語)
ウェイクサーフィンをやってみる
ウェイクサーフィンの人気は高まっている。基本は簡単で、ライダーがロープにつかまりながら水中でボードに乗るだけ。ボートがスピードをあげて起こす波に乗り続けることができる。ここからが一番おもしろい。ボートの波には海ほどの高さがないため、水面で体勢を維持しようと四苦八苦する必要がなく、楽に自力で滑っているような感覚を得られる。たくさんの友だちと遊びたい人には特におすすめ。ボートに乗っている人が多いほど、波が険しくなってくる。
写真提供:wakeclubrf
スクールとスポット
滑走90ルーブル(約270円)/1分
ボート4隻が毎朝8時から最後の利用者まで対応
場所: Stroginoビーチ、Alye Parusa埠頭
WakeBrothers
滑走90ルーブル(約270円)/1分
ボート「SupraLounch 24SSV」でモスクワ一大きい波を起こす
場所: モスクワ環状道路からドミトロフスコエ通りを約6キロメートル進むと、ヨットクラブMRPがある。またはサヴョロフスキー方面「ヴォドニキ」プラットフォームから300メートル
モノスキー
冬とアルペンスキーが恋しくなったらおすすめなのがモノスキー。時速60キロメートルで滑ることができる。水面で体勢を維持するには、体を鍛えておく必要がある。
Klyaz'maペンション、Klyaz'minskoe Vodohranilische, Povedniki
滑走80ルーブル(約240円)/1分、装備含む
Stroginskoe Shosse、ストロギンスク沖積平野北岸
滑走および講習65ルーブル(約195円)/1分
水上オートバイ
ロシア通信
水上オートバイで風を受けながら走るのは最高の気分だ。夏のビーチには欠かせない。モスクワのほとんどの水域でレンタルできる。エクストリームを求めている人向けに、時速100キロメートルに達するタイプもある。
モスクワ環状道路から65-66キロメートル、TVK、2、ヨットクラブ「Crocus City」
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