ロシアでもっとも長い白夜はどこで見られるか?

Anton Galakhov/TASS
 この自然現象は太陽が沈んでから太陽が昇るまで暗くならないもので、緯度60度34分以上で起こる。数日続くところもあれば数ヶ月続くところもある。

 白夜は、緯度で見るとかなり南に位置するサンクトペテルブルクの夏の見どころの一つである。公式には611日から72日にかけての時期が白夜とされているが、実際には5月末から7月半ばまで夜はかなり明るい。

 ヤクーツク(緯度62度)では、5月半ばから7月末まで白夜が見られる。しかしこの地域では夏はとても短く、6月には雪が降り、氷が張ることもある。

 アルハンゲリスク(緯度645分)の人々は517日から726日まで白夜を楽しむ。

 緯度6633分以上の北極圏では、白夜は、太陽がまったく沈まない極圏の昼の前に起こる。たとえば、ノリリスク(緯度6920分)では、3月末から4月末まで白夜が見られ、5月から8月までは太陽がまったく沈まなくなる。

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