ヤクートの丸パン――自然界にある独自のポップイット!

 これは一体どれほど遠く離れた惑星の写真だろうか?いや、実はこれ、すべて地球の写真なのだ!このポコポコした不思議な丸パンのようなものは、ヤクーチヤのチュラプチンスキー地区にあるコリマ街道の近くで目にすることができる。

 この丘は、高さ80メートル、直径数百メートルに達する。丘は、地下の水分が凍ることによって形成される。集積した地中の氷が地面を下から押し上げ、このような形になるのである。これらの丘は何年もかけて、少しずつ大きくなっていく。

 この現象の国際名称はピンゴであるが、ロシアでは「ブグルィ・プチェーニヤ」か「ブルグニャフ(ヤクート語由来)」と呼ばれている。

 一方で、これらの丘は、地下の水が融けることによって作られるという説もある。その場合は、ブルグニャフではなく、ブルラアルと呼ぶのが正しいのだそうだ。

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